こばじゅうのこだわり
妥協しない素材選びと
卓越した技術


その力を活かすためには、熟練の自社大工が持つ経験と技術力が要となります。
私たちは自然素材と伝統工法を大切に守りながら、先進的な素材にも目を向け、至高の住空間を追求しています。
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素材 01
特一等芯持ちの骨太構造材(柱・梁・土台)
「山長商店」の紀州桧(ひのき)と紀州杉
家づくりの要となる構造材は、紀州和歌山で400年以上の歴史を誇る老舗・山長商店から、紀州桧と紀州杉を仕入れています。山長商店は林業から製材業まで一貫して行う、現在では貴重な企業です。ワンストップだからこそ、良質な芯持ち材(木の中心部を含んで製材された木材)を常に供給することが可能であり、一本一本の強度と含水率を測りながら、JAS認定を受けた国内屈指の耐久性を持つ無垢構造材を生産しています。
私たちが採用しているのは、そのなかでも最上級の特一等。芯の部分がまっすぐ中心にくるよう製材され、経年で変形することがないのが特長です。さらに、建築基準法で定められた数値に2割以上を加えた太さにすることで、年を追うごとに強度が増す構造材となっています。
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素材 02
床材は栃木県産の無垢材に、
食品用植物成分100%のワックスを使用
床材には、栃木県の益子林業から仕入れた30mm厚さの八溝杉を使用しています。樹齢60年以上の厳選された木材を含水率8%まで乾燥させているため、変形や狂いがほとんど生じません。
その床に、世界で唯一の揮発性物質ゼロの自然素材ワックス「セラリカコーティング」を使用しました。界面活性剤や溶剤は一切使用せず、食品用の植物成分だけでつくられているので、赤ちゃんがなめても安心です。
また、高い浸透力で木本来の自然な色合いを引き立て、日光による褐色も防ぎます。
「セラリカコーティング」は室内環境も原産地の環境も向上させる開発理念が評価され、塗料部門では初めてのグッドデザイン賞を受賞しています。
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素材 03
100年の歴史を刻む
「イマガワ」の上質な無垢建具
グッドデザイン賞を獲得した、岡山県の知る人ぞ知る建具屋「イマガワ」。国産材を加工し、色や木目、クセが異なる用材を適材適所に活用した無垢の建具は、研ぎ澄まされた造形美を放ちます。経年で飴色に変化していく、その美しさもまた格別です。
デザインが洗練されているだけでなく、反りやねじれ、割れが生じない、100年先までスムーズに動く無垢扉など、抜群の高耐久・高品質を誇ります。
もちろん有害な揮発性有機化合物は一切含まないので、いつまでも安心して使い続けることができます。
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素材 04
下地壁紙は住む人と自然環境にやさしい
「ルナファーザー」
塗装用の下地壁紙は、環境保護先進国ドイツで生まれた「ルナファーザー」を採用しています。 木と紙からつくられた素材は通気性・透湿性に優れ、室内の湿度を緩やかにコントロールしながら居心地のよい空間を実現。結露やカビの発生も抑えます。
汚れにくいので、お手入れが簡単な点も魅力です。貼る際は静電気が発生しないよう、デンプン系の糊を使用します。ホタテ貝殻からつくられた「ルナファーザー」専用の漆喰塗料での施工も対応可能です。
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素材 05
希少な国産いぐさ藁100%の健康畳
日本でも数人しかいない低農薬いぐさ農家と契約してつくられる、「健康畳植田」の畳を採用しています。国産の藁を100%使用した畳はやさしい肌触りで、これぞ本物の畳。いぐさは湿度を調整する効果があることから、特に日本の気候に適した素材です。湿度が高くなりがちな季節でも適切な環境を保ち、快適な居住空間を生み出してくれます。
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素材 06
炭化コルクを使ったオリジナル仕様の吸気口
空気を取り込む吸気口には、炭化コルクを採用しています。炭化コルクとは炭化処理されたコルクのことで、通常のコルクよりも耐久性や耐湿性が高いのが特長です。湿気の多い場所や外気にさらされる場所に適しており、自然素材であることから、持続可能な資源で環境に配慮した製品としても注目されています。
通常、吸気口は家の外部と内部を直線でつなげますが、こばじゅうではS字にクランクさせて、ほこりや音を入りにくくしています。
さらに炭化コルクで内部を仕上げることにより、入る空気をきれいにするオリジナル仕様です。
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素材 07
防腐・防虫効果を高める伝統の桧焼き土台
土台は一本一本を大工がバーナーで焼くことでシロアリを寄せ付けない、「焼き土台」という工法を採用。人体に有害な防蟻剤などを使わずに、シロアリに強い家を実現します。
桧はもともと耐久性が高く、シロアリや腐朽菌に対する抵抗力も強い素材です。
さらに焼き加工を施すことで、木材内の水分が減少し、防腐・防虫効果を高めることができます。
また、表面が炭化して自然な防水膜が形成されることにより、湿気や雨水から保護して寿命を延ばします。
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素材 08
劣化しにくく、
地震に強い御影石の基礎パッキン基礎パッキンとは、家の基礎と土台の間に挟むもので、床下の換気を目的とした緩衝材のことです。現在は樹脂などの複合材が主流となっていますが、こばじゅうでは経年劣化を考慮し、もはや伝統工法といっても過言ではない御影石で施工しています。
御影石は非常に硬く、耐久性にすぐれた天然石材です。変形や劣化が少ないため、長期にわたって建物の安定性を維持します。また、緻密な構造であるために水分の吸収が極めて少なく、地面からの湿気の上昇を効果的に防ぎます。これにより、木部の腐朽を防止し、建物の寿命を延ばすことができます。劣化しにくく、地震に強い家の足元を支える、縁の下の力持ちです。
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素材 09
設計へのこだわり
一生に一度の家づくりだからこそ、思いっきり楽しみましょう。とことん皆さまと話し合うことで、ご家族にとって最良の家事動線や生活動線を考え、自然素材を活かした他にはない世界に一つの家づくりをご提案させていただきます。