モデルハウスの工事は全て完了しましたが、まだまだお伝えしたいことがあります!
今回はレジリエンス住宅としての観点から、二つの設備をご紹介させていただきます。
この設備は「ソーラーウォーマー」という、太陽エネルギーを暖房エネルギーに、
変換して、暖房負荷を抑えることが出来るシステムです。
断熱材セルロースファイバーを施工してくれたマツナガさん一押しの設備で、
設置してしまえば、全て太陽光でまかなえ、電気を全く使わない、
正にレジリエンス住宅にぴったりのシステムなのです。
太陽エネルギーから変換された暖かい空気を室内に取り込み、
部屋を暖めるだけでなく、同時に換気も行うというもので、
除湿やカビの予防にも最適な設備です。
モデルハウスでは2階の珪藻漆喰Wakiwaki Wallで仕上げた部屋に設置しました。
モデルハウスの給湯器はノーリツさんの「ユコア」という、
ガス給湯器と電気によるヒートポンプ給湯器を掛け合わせた、
ハイブリッド給湯器を採用しました。
ガスと電気の良い部分を活用した給湯器で、稼働の9割は電気による
ヒートポンプで省エネしながらお湯をつくり、残りの1割をガスのエコジョーズで、
サポートするというシステムです。
太陽光発電と組み合わせることによって、停電時にもヒートポンプが稼働し、
お湯を沸かすことが可能なのです。
冬場の災害時で電気、ガスの供給がストップしたとしても、
太陽光の力で暖気を取り込め、更にお湯をつくることが出来る機能が、
モデルハウスには導入されています。
ここで一つ気になるのは、お湯を沸かせたとしても、
水道が断水してしまったらどうするのか?
これについては次回の投稿でお伝えさせていただきます。
お楽しみにお待ちください!