モデルハウスの見どころの一つが吹き抜けへと繋がる「ストリップ鉄砲階段」
先日、棟梁三戸大工の手により、階段が施工されましたので、
今回はそちらをご紹介させていただきます。
こばじゅうの棟梁は現在の建築では使われることが少なくなってしまった、
鑿（のみ）と鉋（かんな）を正確に扱うことが出来なければ務められません。
その技術が遺憾なく発揮されるのが、この階段の施工なのです。
一言に階段といっても、一棟一棟その形状は異なり、
廻り階段もあれば今回のモデルハウスのような鉄砲階段もあり、
更にこばじゅうでは一般的な住宅よりも上りやすくするために、
一段一段を低く設定し、段数を多く取れるよう工夫しています。
伝統的な大工の技術を駆使し、作り出される階段は、
日常空間に溶け込みながら、美しさすら感じる仕上がりです。
こばじゅうの階段板は床材と同じく、益子林業さんの上小節杉材なのですが、
床材の３０ミリよりも更に厚い４０ミリという厚さの素材を用いています。
抜群の品質はもちろん、表面だけでなく、側面の木目まで美しい階段材は、
こばじゅうの特徴の一つであり、このモデルハウスでも大きな見どころです。
このストリップ鉄砲階段がどのようにモデルハウスに配置されているか、
完成を楽しみにお待ちくださいね。
