このところ、素材面からのご紹介が続きましたが、
今回はこのモデルハウスのもう一つの重要な側面である
「レジリエンス住宅」という観点からのアプローチです。
このモデルハウス紹介がスタートして既に半年以上が経ちました。
開始当初に書かせていただいた通り、このモデルハウスは
健康住宅であるだけでなく、「家族の命を守る家」という使命を帯びています。
災害時にライフラインが絶たれても、自立できる住宅を目指して、
様々な工夫を凝らしているのですが、今回はその中の一つ、
「国産薪ストーブ」をご紹介させていただきます。
電気やガスなどのライフラインが絶たれたとしても、
薪があれば暖を取ることが出来る薪ストーブは根強い人気があり、
憧れを抱かれる方も多いと思います。
ただ、薪ストーブはその発祥がヨーロッパということもあり、
国内で販売されているものも輸入品が多くを占めています。
とはいえ国産の薪ストーブも数は少ないながらも存在し、
こだわりをもって取り組んでおられる会社さんがおられます。
今回こばじゅうが採用したのは、同じ横浜市瀬谷区にある
「日鉄工営」さんが手掛けるキューブFLAMEという薪ストーブです。
日本の気候、そして日本の薪の特性を捉え、
日本の宝と言える町工場の技術を活かしたこだわりの薪ストーブが、
同じ瀬谷区にあったことは奇跡的であり、必然の出会いでした。
今回採用させていただいたのはTypeDという、下段に薪をくべ、
上段のオーブン室では煮炊きだけでなく、燻製、焼き物、ケーキ作りまで、
様々な料理が楽しめるという、正にレジリエンス住宅にふさわしい薪ストーブ。
いずれはこの薪ストーブ活用したお料理体験などの
イベントも企画しようと考えております。
楽しみにお待ちくださいね!