前回の投稿では外壁材についてお伝えいたしましたが、
今回は内壁材をご紹介させていただきます。
今回、モデルハウスにはなんと、3種類の内壁材が使用されています!
まずはこばじゅうが自然流を掲げた初期の頃から使用している、
ドイツ製の壁紙「ルナファーザー」
紙の中に木のチップを漉き込んだこの素材は、通気性、透湿性を持ち、
更に手垢などの汚れが付きにくく、汚れても水拭きが出来る、
メンテナンス性に優れた壁紙で、カラーバリエーションも豊富です。
デンプン糊で張ることが出来、表面の再塗装が可能なので、
張り替えの必要がない、とてもエコな壁紙なのです。
続いては、北海道産のメソポア珪藻土を原材料とする塗壁「MPパウダー」
一般的な珪藻土に比べて、抜群の調湿性能、室内の匂いも吸収する性質を持ち、
更に燃えにくいという特徴も兼ね備えています。
左官屋さんの丁寧な仕事で仕上げらるこの壁は、食用糊で固まり、
有害な物質は一切含まれていません。
3つ目の内壁材はこばじゅうでも近年取り入れた、
珪藻土と漆喰の特徴を併せ持った塗壁「Wakiwaki Wall」
珪藻土、漆喰のほかにゼオライト、シラスやなどの自然素材のみを原材料とし、
つなぎを使わずに固めることが出来る内壁材です。
調湿性のほかに保温の性能も備えており、MPパウダー同様消臭効果や、
左官職人さんによるコテのパターンが楽しめる塗壁です。
こばじゅうが内壁材に求めるポイントは大きく二つ。
一つは「有害な接着剤を用いない」
徹底して無垢材、そして健康な素材にこだわるこばじゅう、
内壁材を張ったり、固めるのに有害な接着剤は当然使用しません。
もう一つは「透湿性」
壁の中に調湿性を司るセルローズファイバーが入っているのに、
壁で湿度を止められてしまうとその効果が発揮できないからです。
現在、一般的な建築で多く用いられるビニールクロスは、
残念ながら有害な成分が含まれた接着剤で張られており、透湿性も無い素材です。
コスト面、施工の容易さを考えればビニールクロスが普及するのは理解できますが、
内壁材は床材同様、生活の中で、特に触れることが多い部材です。
内壁材にこだわることも当然ながら、住む人の健康に直結するのです。
こばじゅうの内壁材は上記の重要な2要素を兼ね備えながら、
メンテナンス性やデザイン性といった住む人のニーズに合わせて選ぶことが出来ます。
最後に、実は、こばじゅうにはもう一つ別の内壁材で仕上げられた場所があります。
それは、洗面脱衣室!
こばじゅうの家は洗面脱衣室だけ、内壁はパイン材が標準で、
ログハウスのような仕上がりです。
ちょっとしたアクセントとして、このパインの内壁材を
楽しんでいただければ幸いです。